オートコミュニケーションズ、「オニキス」ブランド再生に挑む

オートコミュニケーションズ、「オニキス」ブランド再生に挑む

2015年11月30日 / プレス

日刊自動車新聞 : 第4面 国内マーケット

 

PressRelease_2015120403必ず加盟店の役に立つ本部になる。
自動車販売チェーン「オニキス」を展開するオートコミュニケーションズ(東京都世田谷区)の玉野寛明社長は、“新生オニキス”の門出にあたり宣言した。
今後は金融商品による車販の仕組みだけでなく、売り方の「ノウハウ」「ハウツー」といったコツの提供を重視する組織として差別化を図る考え。
手始めにリースと車検の新商品を立ち上げ、提携企業との連携も強化。
本部に対する求心力を高め、有力チェーンとしてブランド再生に挑む。

11月25日に千葉県木更津市のホテルで「オニキス全国大会2015」を開いた。
同社のオーナーとなり、今年3月にトップに就いた玉野社長とって初めての全国大会。
オニキスでは6年ぶりの開催で、加盟店や関係者ら約150人が集い、新生オニキスの事業展開について耳を傾けた。
玉野社長はこれからのオニキスの方針として、
(1)「売り方」を徹底追求して「現場力」を提案する
(2)加盟店のためになるなら、どんな企業とも提携
(3)スケールメリットの極大化の三つを提示。

「情報共有のない加盟店組織に存在価値はない」と語り、本部からの一方通行や、加盟店との連携不足を改め、チェーン本来の“加盟店のために役立つ本部”であることを打ち出す。
現場力については、母体の日昇自動車販売(玉野寛明社長、東京都世田谷区)で試した実績をもとに加盟店に展開する。
個人向け自動車リースの「フラット7」も規模の異なる3店舗で試し、早々に成果が得られたことから新生オニキスの第1弾としての展開を決めた。
提携企業については格安レンタカーを新たに取り入れ、低金利クレジットや中古車保証、中古車業販サービスでもオニキス加盟店に有利な条件をそろえた。

◆売り方のコツを教える
また、売り方のノウハウやハウツーのマニュアル化では船井総合研究所(高嶋栄社長、大阪市中央区)と提携。
個人向けリースの新商品には経営研究会の参加や販売台数アップ個別支援のプログラムを盛り込んだことも特徴。
船井総研の会員からもフラット7の加盟店を受け入れる。
1970年に日昇自動車販売を設立し、1988年にオニキス1号店を立ち上げて残価設定型クレジットに先鞭をつけた創始者の加藤嘉利氏が昨年11月に死去。
今後の動向が注目されていた。
それ以前から自動車販売チェーンが次々に台頭し、残価設定ローンという特色も薄れる中で「全盛期に比べ加盟店は半分になった」という。
それでも玉野社長は「就任後、全国の加盟店をすべて訪問し、オニキスに対する愛情を痛感した」といい、ブランド再生の決意を固めた。
玉野社長の舵取りに注目が集まりそうだ。(栗原浩之)

 

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