節約術 エコドライブのテクニック
節約術 エコドライブのテクニック
2015年10月2日 / オートコム講座
原油価格の高騰などで、ガソリン価格も日々変動し、ドライバーを悩ませますよね。
電気自動車、HVならいいけど、ガソリン車の対策は今のところ、少しでも燃費を良くするのが現実的。
小さく燃費がいいクルマに買い換える手もありますが、現在の愛車の燃費性能を少しでも高める方法もあります。
クルマの燃費は運転テクニックで変わります。
エコドライブを心掛けてみませんか?
タイヤの空気圧を確認しましょう
タイヤの空気圧が不足すると、転がり抵抗が増え燃費が悪化します。
ドライブに行く前に点検しておくことが理想的です。
なぜなら、走行直後のタイヤは空気が膨張し、空気圧が高くなっているからです。
どうしても余裕のない場合には給油時に必ず空気圧を確認するなどして、こまめにチェックする習慣をつけましょう。
また、正しい空気圧はクルマによってそれぞれ異なります。
指定空気圧は運転席側ドア付近に表示されています。
図の場合の空気圧は前輪が230kPa、後輪が220kPaとなります。
急加速・急減速は最大のタブー
急発進をやめることで燃費は向上します。
エコドライブの目安としては11秒で40㎞/hに達する感覚です。
とくに発進時は、ブレーキを離しクルマが動き出してからアクセルを踏みはじめましょう。
また、法定速度に達するまでは順調にシフトアップを心掛けましょう。
AT車はアクセルをゆっくりと踏み込むとなめらかにシフトアップします。
前方の車両とは車間距離を十分にとり、不要なブレーキを踏まなくても済むようにするのが走行のコツです。
惰性走行&経済速度で走る
加速の必要がないときは、アクセルから足を離して惰性走行を活用します。
通常エンジン回転数1500回転以上でアクセルから足を離すと燃料カットが作動し燃費がよくなります。
一般道路では40㎞/h程度、高速道路では80㎞/hが経済的な速度です。
また、頻繁に減速したり加速したりすることで車速の変動が大きくなると燃料消費量を増加させます。
走行時はできるだけ一定の速度で運転するようにしましょう。
アクセルオフとシフトダウンを活用
停止する際には早めにアクセルから足を離し、惰性走行で減速すると燃料消費量の削減が期待できます。
減速ポイントをなるべく遠くにもっていくことがコツといえます。
また、惰性走行をしていても、エンジン回転数が1200回転以下になると、再度燃料が供給開始されますのでシフトダウンをして回転数を上げましょう。
AT車の場合2レンジなどに切り替えます。
エンジンブレーキの効きもよくなり、再び燃料カットすることもできます。
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