外出先で突然のパンク… 安心してください、応急修理法があります
外出先で突然のパンク… 安心してください、応急修理法があります
2015年9月18日 / オートコム講座
昔に比べ、道路状況も良くなり、滅多にパンクもしないと思いきや、意外と路上でタイヤ交換している姿を見かけます。
パンクするとハンドルがとられ、重くなります。
このような感じになったら直ちに路肩にクルマを止めて、チェックをします。
不幸にもパンクしていたら、スペアタイヤと交換するしかありません。
スペアタイヤの場所は、セダン系ならトランクの中の中敷きの下が多いようです。
ワゴン車となると、どこにあるか首を捻る場合も多いようです。
ラゲッジスペースの下に収納されてなければ、スライドドアの下を覗き込んでみましょう。
このあたりの車外に固定されていることがあります。
セダンならばスペアタイヤは大きな蝶ネジで固定されているので手でも回せますが、ワゴンの場合、タイヤが収納されている場所の床あたり(車内)に出っ張りがあり、それを取るとボルトが見えます。
ここに車載工具のホイールレンチなどを掛けてまわすとスペアタイヤが徐々に下りてくる、というものが一般的です。
無事スペアタイヤを取り出せたなら、今度は交換です。
車載のジャッキを車体に掛けるまえに、ホイールレンチでパンクしたタイヤのナットを全て、少しずつ緩めておきます。
そうしないとジャッキアップしてからではタイヤが空転して、緩めることが出来なくなるからです。
その後ジャッキをきちんと指定の場所に掛け、ジャッキアップします。
このとき大切なのは「ジャッキは絶対に指定の場所に」ということです。
適当な場所に掛けると、車体は凹んだり、歪んだりしてしまいます。
ナットを外し、無事にスペアタイヤを取り付けたらナットを締めていきます。
そしてジャッキを下げ、さらにナットを増し締めします。
この時、ナットは対角線に沿って締めて行きます。
なお、この増し締めを忘れると走行中にナットが緩み、タイヤが外れることもあるので要注意です。
増し締めは手の力で「ヨイヤサ」と締められる程度で充分です。
足などを掛けるとかえってホイールに良くありません。
スペアタイヤは普段は全く気にも留めない存在ですので、ついチェックを忘れがちですが、いつ必要になるかわからないので、定期的に空気圧やヒビ割れの点検を忘れずにしましょう。
イザ、という時にスペアタイヤまでペチャンコではどうにもならなくなってしまいます。
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