オニキス、リースで新車販売拡大

オニキス、リースで新車販売拡大

2015年11月21日 / プレス

日刊自動車新聞 : 第4面 国内マーケット

 

自動車販売チェーン「オニキス」を展開するオートコミュニケーションズ(玉野寛明社長、東京都世田谷区)は12月、個人向け自動車リース販売ブランド「フラット7」を立ち上げる。
加盟店の車販強化のほか、自動車リースに付帯する車検や車両メンテナンスなどの付帯収益確保につなげる狙い。
同社が作成したリース販売商談マニュアルを加盟店に配布する。
2016年末に、グループで月間1千台の取り扱いを目指す。

同社では、車販施策として残価設定ローン「ワンナップシステム」を展開してきた。
しかし、残価設定ローンがメーカー系ディーラーに浸透したため、オニキスの独自色が薄れている。
そのため、新たな車販強化策として自動車リース販売ブランドを打ち出すことにした。
リースのブランド立ち上げにあたり船井総合研究所(船井総研、高嶋栄社長、大阪市中央区)と共同で自動車リース商談マニュアルを作成した。
8月から同社の母体である日昇自動車販売の販売店3店舗でトライアル販売を実施。
トライアルは「購入者の7割が新規客であり、定額というわかりやすさが、女性の関心をひいた」(玉野社長)などの一定の成果を上げたことで加盟店への導入を決めた。
販売車両は、新車の軽自動車に特化し、価格はボーナス併用払いで最低月額1万円に設定する。
契約期間は7年。2回の車検と13回のオイル交換を付帯する。
オプションで、メンテナンスパックをつけることもできる。

まずは、加盟店で「フラット7」を展開する。
加盟店のみが参加できる勉強会も立ち上げる予定。
加盟店での導入後は、自動車リースブランドのみの参画も検討している。
25日には、オニキス全国大会を6年振りに開催する。
その場で、自動車リース販売についての新施策の説明が行われる。
全国大会への参加加盟店も多く、期待値も高いようす。
全国大会を経て、今後のオニキスグループの成長へはずみをつけたい考えだ。

 

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